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オリンピック 競泳女子200m個人メドレー 大橋悠依が決勝進出
2021-07-27 午後 01:00
東京オリンピック、競泳の女子200メートル個人メドレー準決勝で、25日、女子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依選手が全体5位に入り、28日の決勝に進みました。
女子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した大橋選手は、27日行われた女子200メートル個人メドレーの準決勝1組に出場し、この組の3位でフィニッシュしました。
タイムは2分9秒79で、全体5位で決勝進出を決めました。
また、同じく準決勝1組に出場した寺村美穂選手は、2分12秒14のタイムでこの組の7位でフィニッシュし、全体15位で準決勝敗退となりました。
競泳女子200メートル個人メドレーの決勝は、28日午前10時半すぎに行われる予定です。
大橋悠依「失敗恐れず自己ベストねらいたい」
東京オリンピック、競泳の女子200メートル個人メドレーの準決勝で決勝進出を決めた大橋悠依選手は「どういう展開になるか分からなかったが、みんな並んでいたので、余力を残しながら、目標の9秒台を出せた。良いレースができたと思います」と準決勝の泳ぎを振り返りました。
決勝への意気込みを問われると「400メートルで金メダルを獲って、精神的な余裕があるので、失敗を恐れずに自己ベストをねらう泳ぎをしたいです」と明るい表情で話していました。
寺村美穂「この結果に悔いはない」
決勝進出を逃した寺村美穂選手は「自分のやるべきことをきちんとやってこの舞台に来られた実感はあった。この結果に悔いはない」と気丈に話しました。
リオデジャネイロ大会でも準決勝で敗退し、東京大会でのリベンジを誓って過ごした5年間は、ケガの影響もあって思うようにタイムが伸びないなど苦しい日々が続きました。
それでも去年の春からは、高い指導力で知られる鈴木陽二コーチのもとで厳しい練習を積み、大会の1年延期という異例の事態をプラスに変えて2大会連続出場を果たしました。
目標としていた決勝の舞台には今回も進めませんでしたが「自分の中でこれ以上頑張れないという練習はできていた。この5年間があったからこそここまでくることができたし、すべてが自分の成長につながっていると思う」とすがすがしい表情で話していました。