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オリンピック スケートボード “ゴン攻め”解説 SNSで話題に

2021-07-26 午後 06:57

  

「ゴン攻め」「ヤベー」など独特の語り口で、東京オリンピックの新競技、スケートボードの魅力を伝える、プロスケートボーダー、瀬尻稜さんの解説がSNS上で話題を集め、反響を呼んでいます。


東京オリンピックの新競技、スケートボードは東京 江東区で25日から始まり、男子ストリートの堀米雄斗選手が金メダルを獲得したのに続いて、26日は女子ストリートの決勝が行われ、13歳の西矢椛選手が金メダル、16歳の中山楓奈選手が銅メダルを獲得しました。

NHKの放送では25日に続いてプロスケートボーダーの瀬尻稜さんが解説を務めました。



24歳の瀬尻さんは史上最年少で国内の年間チャンピオンに輝き、世界大会での優勝経験もある、日本のスケートボード界の第一人者のひとりです。

瀬尻さんは、予選でオランダの選手について「きのうの練習も見てましたが、1人だけ“ゴン攻め”してて」と解説すると、実況のフジテレビの倉田大誠アナウンサーが「ゴン攻めというのは」と質問し「攻めてたっすね。ガンガン攻めてて」と説明しました。



このあとSNS上では「ゴン攻め」ということばが一時トレンド入りし「吹き出した」「解説者とアナウンサーの伝え方のギャップがウケる」「スケボーに親近感」などといった投稿が相次ぎました。



また、決勝では選手が技を決めると「ヤベー!熱い。いっちゃったっすね」と積極的なプレーを称賛したほか、技が失敗して選手がひざから崩れると「痛そー」などと、気さくで自由な語り口で競技の魅力を伝えました。


瀬尻さん「選手全員にお疲れさまと言いたい」


試合のあと、瀬尻さんは「日本のスケートボードのレベルが上がって強さを証明できたことはすごかったと思います。男女合わせてこれまでに出場した6人、また、このスケートコンテストに出場した全員にお疲れさまと言いたいです。1年大会が延びて、いろいろな思いがあったと思いますが、お疲れさまです」と選手全員をねぎらいました。

男子に続いて女子がメダルを獲得したことについて、SNS上では「スケボー女子すごい」「自分よりずっと若い子たちが堂々とプレーする姿はぐっとくるものがあるな」「スケボーやってみたくなるなー!」などといった投稿が相次ぎ、競技への関心の高まりもうかがわせています。


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