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堂安・久保 “攻撃の2枚看板” メキシコ撃破の原動力に

2021-07-26 午前 11:33

  

東京オリンピック、サッカー男子の日本代表は25日の予選リーグ第2戦で、難敵のメキシコに勝利。2連勝として予選リーグ突破に大きく近づきました。 その原動力となったのが、23歳の堂安律選手と20歳の久保建英選手という攻撃の2枚看板でした。

“因縁の相手”


メキシコは2012年のロンドン大会で金メダルを獲得している強豪で、このとき、日本が準決勝で敗れた因縁の相手でもありました。今大会は36歳のゴールキーパー、ギジェルモ・オチョア選手などがオーバーエイジ枠として加わって戦力に厚みを増し、今月22日の予選リーグ初戦ではフランスに4対1で快勝。その強さを早くも見せていました。

難しい展開になると思われた中、序盤から試合を動かしたのは日本が誇る攻撃の2枚看板、堂安選手と久保選手。「前半から2人で違いを作ろう」と話し合っていました。


あうんの呼吸


前半6分、堂安選手が相手のマークをかわしてスルーパスを右サイドで巧みに受けると、素早くペナルティーエリアに低いボールを送り込みました。そこに走り込んできた久保選手が左足を伸ばして合わせて、先制ゴールを挙げました。メキシコの守備を一気に崩した電光石火の攻撃でした。



堂安選手
「あそこに走ってくれるだろうという信頼からパスを出した」

久保選手
「ゴール前にパスが来ると信じて走り込んだ。落ち着いて決められた」

さらに、これまで堂安選手は「建英とは何年も前から一緒にやっているのであまり話さなくても感覚でわかり合える」と話していて、まさに2人の「あうんの呼吸」が先制点を生み出したといえます。
このゴールには森保一監督も「大きな仕事をしてくれた」とたたえました。


堂安 “度胸試しなら負けない”


さらに2点目は堂安選手の技術とともに精神的な強さをかいま見ることができました。先制点の5分後のペナルティーキックを任された堂安選手。
ワールドカップでも活躍した名ゴールキーパー、オチョア選手が立ちはだかる中、左足で真正面に豪快に蹴り込んで追加点を奪いました。



堂安選手
「相手が真ん中に立っていれば相手の度胸勝ちだと思った。『度胸試しなら負けないぞ』と思いながら、真ん中に蹴った」

終盤、1人少なくなった相手にフリーキックを与え、今大会初の失点を喫したことは反省材料といわざるをえませんが、この2枚看板が示した揺るぎない結果は課題を補ってあまりある収穫といえます。


次はフランス戦


同じグループのフランスが勝ったことで予選リーグ突破は決まりませんでしたが、日本は28日のフランスとの予選リーグ最終戦で勝つか引き分ければ文句なしに決勝トーナメント進出が決まります。



堂安選手
「勝つだけです」



久保選手
「大事なのは初めじゃなくて終わりだと思う。このまま勝っていけば最後は笑って終われる。しっかり全員が次の試合に切り替えていきたい」

「2枚看板」がメキシコ戦のようなプレーを見せてくれれば、日本の2大会ぶりの予選リーグ突破は間違いありません。


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