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東京五輪 金メダル目指すバドミントン桃田 練習公開

2021-07-12 午後 10:34

  

東京オリンピックで金メダルを目指すバドミントンの桃田賢斗選手が所属チームで練習を公開し、開幕まで11日となった大会に向けて「感謝の気持ちをコートの中で表現できるよう頑張りたい」と意気込みました。


桃田選手は13日から始まる日本代表の強化合宿を前に12日、都内にある所属チームの体育館で練習の様子をメディアに公開しました。

桃田選手は去年1月に遠征先のマレーシアで交通事故に遭い、右目の下を骨折する大けがをして復帰まで11か月近くかかりました。

けがのあと唯一出場したことし3月の国際大会では、相手のスマッシュをうまく防ぎ切れずに敗れ、持ち味の守備力を含めた実戦感覚をどこまで取り戻せるかが課題となっています。

12日の練習では2人の選手を相手にシャトルを打ち合って、連続して放たれる鋭いショットを拾い続け、足の運びを確認するなどディフェンス面の調整を行っていました。

桃田選手は東京大会について、「現役選手としてこのよい年齢のときに、東京でオリンピックがあるのは巡り合わせだと思う。今までの経験を全部出し切りたい」と話しました。

そのうえで、5年前の不祥事や去年の交通事故による大ケガを踏まえて、「たくさんの人に支えられて憧れの舞台に出場することができる。自分の集大成として、感謝の気持ちをコートの中で表現できるよう頑張りたい」と話し、金メダルの目標を改めてかかげました。

桃田選手は、13日から都内のナショナルトレーニングセンターで日本代表のメンバーとともに大会直前の強化合宿に参加し、そのまま開幕を迎える予定です。


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