長野 小海町の白菜をPR 都内のシェフが農家と意見交換

地域の食材を活用した新たなメニューを開発しようと、都内のレストランのシェフが長野県小海町を訪れ、高原野菜を栽培している農家の人たちと意見を交わしました。

標高1000メートルほどの小海町は、涼しい気候を生かした高原野菜の栽培が盛んで夏の白菜は全国有数の出荷量です。
16日は、新メニューを開発して地域の「食」の魅力を発信しようと、都内のレストランのシェフなど8人が畑を視察し、農家から、みずみずしくて甘いなどといった小海町の夏の白菜の説明を受けました。
小海町の高原野菜を使った新メニューは、ことし9月に新宿駅近くのレストランで提供される予定だということです。
白菜を栽培している農家の小池浩二さんは「1年通して小海町の白菜を食べてもらいたいです。いろいろなメニューを開発して食べた人の反応を教えてほしいです」と話していました。
シェフの深澤亮さんは「白菜を試食して、内側と外側で味が違うのがいい発見でした。チームのメンバーと話し合いながら新メニューを作り上げていきたいです」と話していました。