水に浮かべた桃 「食べ放題」の催し 山梨 南アルプス

桃の生産地、山梨県南アルプス市で水に浮かべた桃が「食べ放題」の催しが始まり、初日の15日、家族連れなどでにぎわいました。

「食べ放題」の催しは、桃の生産が盛んな南アルプス市のJAの直売所で15日から始まり、水を張った直径およそ2メートルのプールいっぱいに「あかつき」や「白鳳」など4種類の桃が浮かべられました。
午前9時の開始を前に、家族連れや観光客、およそ100人が長い列をつくりました。
催しが始まり、参加者は水に浮かんだ桃をざるですくうと切り分けたり丸ごとかじりついたりして旬の味覚を楽しみました。
制限時間は30分間で、主催するJAは、1人が食べる桃は平均4個から5個と想定しています。
2個目の桃を食べていた静岡県から家族と訪れた女性は、「プールの水につかっているので冷たいものが食べられておいしいです」と話していました。
また、静岡県から家族と訪れた男性は「きょうは午前7時半から並びました。すごくみずみずしく甘くておいしいです。桃をすくうのもゲーム感覚で楽しめました」と話していました。
この催しは、今月23日まで続き、期間中に用意する桃はおよそ2万個に上るということです。