都内 熱中症疑いで185人搬送 うち7人重症 東京消防庁

都内 熱中症疑いで185人搬送 うち7人重症 東京消防庁

東京消防庁によりますと、都内では8日午後9時までに、2歳から102歳までのあわせて185人が熱中症の疑いで救急搬送されました。
このうち、50代から90歳以上の7人が重症、10代から90歳以上の66人が中等症、2歳から90歳以上の112人が軽症だということです。
東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう注意を呼びかけています。

神奈川県によりますと8日午後3時までに県内では40人が熱中症の疑いで搬送され、このうち5人が重症だということです。
搬送された40人のうち28人が、65歳以上の高齢者でした。

埼玉県消防課によりますと、8日午後4時の時点で、熱中症の疑いであわせて113人が救急搬送されたということです。
午後4時時点の人数としてはことし最多で、初めて100人を超えました。
このうち、重症が5人、中等症が43人、軽症が65人となっています。
また、年代別では65歳以上の高齢者が72人、18歳以上65歳未満が37人などとなっています。
県はエアコンを使ったり水分をこまめに補給したりして、熱中症の対策を徹底するよう呼びかけています。

千葉県によりますと、県内では8日午後4時までに67人が熱中症の疑いで搬送されたということです。
このうち3人が3週間以上の治療が必要な重症だということです。
県は、エアコンの適切な使用やこまめな水分補給など、熱中症の対策を徹底するよう呼びかけています。

茨城県のまとめによりますと、8日午後3時までに県内では6歳から93歳までのあわせて25人が熱中症やその疑いで医療機関に搬送されました。
このうち、筑西市の76歳の女性は症状の程度が重いということです。
このほかの24人はいずれも命に別状はないということです。

栃木県によりますと8日県内では午後4時時点であわせて9人が熱中症の疑いで搬送されたということです。

群馬県によりますと、8日午後3時までに県内では15歳から93歳までのあわせて21人が熱中症やその疑いで病院に搬送されたということです。
このうち、重症が3人、中等症が11人、軽症が7人となっています。
県はエアコンの適切な使用やこまめな水分補給など、熱中症の対策を徹底するよう呼びかけています。