東海道新幹線 下りは運転再開 上りは全線で見合わせ

東海道新幹線は、静岡県内を走る車両で停電が発生したため6日の昼すぎから上下線で運転を見合わせていましたが、このうち下り線は午後3時10ごろに運転を再開しました。
JRは上り線の運転再開を急ぐとともに停電の原因を調べています。

6日午後0時20分ごろ、東海道新幹線の掛川駅と静岡駅の間を走る上りの「のぞみ12号」で停電が発生し、▽上り線は新大阪駅と東京駅の間で▽下り線は東京駅と名古屋駅の間で運転を見合わせました。
その後、JRが車両の点検などを進めた結果、下り線は午後3時10分に運転を再開しました。
上り線は見合わせが続いていて、JRは「のぞみ12号」が静岡駅に到着し、乗客の降車が確認できたあとに再開するとしています。
JR東海静岡支社によりますと「のぞみ12号」は停電が起きたため、パンタグラフを改めて上げ直したところ、再び停電が発生したということで、JRは停電の原因を調べています。
これまでに「のぞみ12号」から乗客が熱中症などの体調不良を訴えたという連絡はないということです。