神奈川県警の35歳巡査長を再逮捕 保険金を詐取した疑い

神奈川県警の35歳巡査長を再逮捕 保険金を詐取した疑い

神奈川県警の35歳の巡査長が5年前、車のタイヤなどが盗まれたとして保険金を請求した際、うその書類を提出しておよそ150万円をだまし取った疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは、平塚警察署交通第二課の巡査長、秦泉寺静樹容疑者(35)です。
警察によりますと、巡査長は2019年3月、車のタイヤなどが盗まれたとして保険金を請求した際、うその書類を保険会社に提出しおよそ150万円をだまし取ったとして詐欺などの疑いがもたれています。
これまでの調べによりますと巡査長が保険会社に申告した内容でのタイヤの納品は確認できず、みずから書類を偽造していたということです。
巡査長は3年前に交通事故で所持品が壊れたと偽り保険金をだまし取ろうとしたとして先月、逮捕・起訴されました。
警察は認否を明らかにしていません。
神奈川県警察本部の加藤秋人監察官室長は「引き続き捜査・調査を行い、その結果を踏まえ厳正に対処してまいります」とコメントしています。
神奈川県警では、ことしに入って今回のケースを含めて現職の警察官5人が逮捕され、不祥事が相次いでいます。