制服盗もうと教え子の自宅に侵入したか 小学校教諭を逮捕

東京・江戸川区の区立小学校教諭が、5年前に担任を務めていた教え子の女子高校生の自宅に侵入したとして警視庁に逮捕されました。
調べに対して、「制服を盗もうとした」と供述しているということです。

逮捕されたのは、東京・江戸川区の区立小学校の教諭、水野雅史容疑者(39)です。
ことし5月、東京・中央区の女子高校生の自宅マンションに合鍵を使って忍び込んだとして住居侵入の疑いがもたれています。
警視庁によりますと、水野教諭は5年前、当時小学生だった女子生徒の担任を務めていて、学校行事で荷物を預かった際に鍵を盗み出し、合鍵を作ったとみられるということです。
玄関から侵入したところ家族と鉢合わせになり逃走しましたが、防犯カメラの捜査から逃走した人物が教諭だと特定したということです。
調べに対して容疑を認め、「生徒が高校生になったのを思い出して制服を盗むために侵入した」などと供述しているということです。
江戸川区は「児童や保護者に多大なるご心配とご迷惑をおかけし深くおわびします。事実関係が分かりしだい、状況を説明します」とコメントしています。