都知事選 “ポスター枠外掲示受け入れられない”候補者が提訴

東京都知事選挙で、選挙ポスター掲示板の枠が足りず、枠の外にクリアファイルを使用してポスターを貼るよう求められたのは受け入れられないとして、候補者の1人が都の選挙管理委員会などに対し、損害賠償を求める訴えを起こしました。

今月7日に投票が行われる都知事選挙には、過去最多の56人が立候補し、都の選挙管理委員会は、設置していた選挙ポスター掲示板の枠の48人分を上回ったことから、届け出順が49番以降の候補者には枠の外にクリアファイルを使用してポスターを貼るなどの対応を求めています。
これについて、候補者の1人は「到底受け入れられるものではない」として、都の選挙管理委員会などに対し、損害賠償を求める訴えを3日、東京地方裁判所に起こしたと公表しました。
一方、都の選挙管理委員会は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。