新紙幣発行 津田梅子が創立 津田塾大卒業生が記念グッズ販売

いまの津田塾大学を創立したことで知られる津田梅子が新しい五千円札の肖像に使われたことを記念して大学の卒業生たちがオリジナルグッズを作り、3日から販売を始めました。

津田梅子は、1871年・明治4年に女性初の留学生の1人として6歳で岩倉使節団とともにアメリカに渡って教育を受けるなどしたあと、1900年・明治33年に35歳で女子英学塾・いまの津田塾大学を創立しました。
津田塾大学の同窓会は新紙幣の発行をきっかけに津田梅子について多くの人に知ってもらおうとエコバッグやクリアファイルなど9つの記念グッズを作り、3日から大学とオンラインで販売を始めました。
記念グッズのデザインは卒業生が担当し、40代の津田梅子の姿が親しみやすい絵柄で描かれています。
記念グッズを見た学生は「いよいよ津田梅子の新札が発行されると実感がわきました。津田塾生として誇らしいです」と話していました。
津田塾大学同窓会の仁王詠子さんは「大変でしたがすごくかわいいグッズが出来たので、みなさんにぜひ使っていただきたいです」と話しています。