新旧一万円札 渋沢栄一と福沢諭吉のふるさとの小学生が交流

3日から新しい紙幣が発行されるのを前に、新旧の一万円札の肖像に描かれた渋沢栄一と福沢諭吉のそれぞれのふるさと、埼玉県深谷市と大分県中津市の小学生がオンラインで交流しました。

渋沢栄一の出身地、深谷市の豊里小学校では教室に4年生と6年生、およそ50人が集まり、福沢諭吉が育った大分県中津市の北部小学校の6年生とオンラインで対面しました。
そして、大分の小学生が福沢諭吉が40年間、一万円札の顔として親しまれてきたことや西洋文化を広めたり学問の大切さを説いたりしてきたことなど、功績を紹介しました。
一方、深谷市の小学生は渋沢栄一の似顔絵を見せながら、大河ドラマの主人公になったことや、銀行や会社などをたくさんつくったことなどを紹介していました。
交流は2学期にも行われる予定で、深谷市の小学生が渋沢栄一についてさらに調べたことを、発表するということです。
6年の男子児童は「北部小学校と交流できてよかったです。渋沢栄一はすばらしい人で、次回は一生懸命準備して発表したいです」と話していました。