東京都知事選挙 30日までの期日前投票 前回比1.15倍

今月7日の東京都知事選挙で、30日までに期日前投票を済ませた人の数は、前回・4年前の1.15倍と前回を上回るペースで増えています。

過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙は、告示翌日の先月21日から、投票日に投票できない人のための期日前投票が行われていて、都の選挙管理委員会によりますと、30日までの10日間に期日前投票を済ませた有権者は55万7475人でした。
これは、コロナ禍での感染対策として期日前投票の積極的な利用が呼びかけられた前回の同じ時期より7万2811人多く、1.15倍と前回を上回るペースで増えています。
地域別で見ますと、23区が1.16倍、多摩地域の市部が1.13倍、このほかの島しょ部を含む町村部は1.04倍で、23区と市部は特に増えています。
都の選挙管理委員会は「都議会議員の補欠選挙が9つの選挙区で行われるなど、選挙への関心が高まっているのではないか」と話しています。
期日前投票所は、前回より13か所多い317か所に設けられていて、一部の地域を除いて投票日前日の今月6日まで行われます。