兄にナイフを投げた傷害の疑いで弟逮捕 兄死亡 茨城 五霞町

29日、茨城県五霞町の住宅で同居する兄と口論になり、ナイフを投げつけて頭にけがをさせたとして、56歳の容疑者が傷害の疑いで逮捕されました。
その後、兄は死亡し、警察が詳しい死因を調べています。
調べに対し、容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、茨城県五霞町の無職、田村淳一容疑者(56)です。
警察によりますと、29日午後6時ごろ、自宅で59歳の兄に折りたたみ式のナイフを投げつけて頭にけがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。
警察などによりますと、兄弟は両親と4人暮らしで、29日夜10時すぎに「息子の意識がない」と、母親から通報があり、現場に駆けつけたところ、台所で兄が頭から血を流して倒れていたということです。
警察は、家族の話などから、通報の4時間前に兄弟が口論となり、ナイフを投げつけてけがをさせた疑いが強まったとして逮捕しました。
調べに対し、「ナイフを投げたかはよくわからない」と供述し、容疑を否認しているということです。
兄はその後、搬送先の病院で死亡が確認され、警察が詳しい死因やいきさつを調べています。