東京 江戸川区 小学校2校でプールの水止め忘れあふれさせる

今月、東京・江戸川区の2つの小学校でプールに水をためる作業を行った際に、教員が水を止め忘れてあふれさせる事案が相次いで起きたことが分かりました。
むだになった水道料金はあわせて50万円余りで、2校の校長が損失額を負担することを申し出ているということです。

江戸川区教育委員会によりますと今月19日の昼前、区立南小岩第二小学校で教員がプール開きに向けて水をためる作業を行いましたが止めるのを忘れてしまい、翌朝に気づくまでの間、水が出しっぱなしになりました。
プールおよそ3杯分、690立方メートルほどの水があふれてむだになり、損失額はおよそ47万円に上るということです。
また、今月6日には区立東葛西小学校でも教員がプールに水をためていることを忘れて、およそ4時間にわたって水を出しっぱなしにし、およそ4万円の水道料金がむだになったということです。
2校の校長は損失額を負担することを申し出ているということです。
江戸川区教育委員会学務課の田森健志課長は「再発防止に向けて複数の教員で作業を行うことや教員の間の情報共有などを徹底することを求めていきたい」と話しています。