東京消防庁 飲酒運転事故で逮捕 24歳の消防士を懲戒免職

東京消防庁は、ことし3月、飲酒運転で事故を起こし、男性にけがをさせたとして逮捕・起訴されていた24歳の消防士を、26日付けで懲戒免職処分にしたと発表しました。

懲戒免職処分を受けたのは三鷹消防署に所属していた吉村渓斗消防士(24)です。
東京消防庁によりますと、吉村消防士はことし3月、西東京市で飲酒運転をして自転車との接触事故を起こし、27歳の男性に軽いけがをさせたとして、翌月逮捕され、危険運転傷害の罪で起訴されていました。
事故を起こした当日は非番だったということですが、東京消防庁の聞き取りに対し、「職場の送別会で店をはしごして酒を飲み、帰宅後に車に乗ったが、なぜ運転したのか、記憶が無くてわからない」などと話したということです。
東京消防庁三鷹消防署の持丸敏昭署長は「被害者や都民のみなさまに心から深くおわびします。職員の教育や指導を徹底し、再発防止に努めていきます」としています。