関東など大雨のピーク過ぎるも 伊豆諸島では土砂災害警戒を

前線と低気圧の影響で、関東と伊豆諸島では断続的に激しい雨が降りました。
大雨のピークは過ぎましたが、気象庁は伊豆諸島では引き続き、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、関東と伊豆諸島では断続的に激しい雨が降りました。
午後8時までの24時間雨量は東京・伊豆諸島の利島で259ミリ、神奈川県箱根町で199.5ミリ、東京・伊豆大島で192.5ミリと伊豆諸島や神奈川県西部で雨量が多くなりました。
発達した雨雲はしだいに東へ抜け、大雨のピークは過ぎましたが伊豆諸島や神奈川県の三浦半島では土砂災害の危険性が高い状態が続き、伊豆諸島では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
気象庁は伊豆諸島では土砂災害に警戒を続けるとともにそのほか、雨量が多くなった地域では土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。
増水した川には近づかないようにしてください。