東京 練馬区の住宅 住人の男性死亡 妻とみられる女性けが

17日夜、東京・練馬区の住宅のトイレで、住人とみられる50代くらいの男性が、頭から血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが死亡しました。
同じ住宅にいた男性の妻とみられる女性も頭にけがをして病院で手当てを受けていて、警視庁は男性の死亡のいきさつを調べるとともに、女性の回復を待って詳しい事情を聴くことにしています。

17日午後9時すぎ、練馬区早宮の住宅で、この家に住んでいる男性の母親から「トイレで人が死んでいる。血だらけだ」と警視庁に通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、1階のトイレで、50代くらいの男性が頭から血を流して倒れていて、2階の部屋でも女性が頭から血を流して倒れているのが見つかりました。
2人はこの家に住む夫婦とみられ病院に搬送されましたが、男性は死亡しました。
女性は、頭にけがをしていましたが意識があり、命に別状はないということです。
警視庁によりますと、住宅の中は荒らされた様子がなく、通報した母親は「息子の妻から『来て欲しい』と連絡があった」などと話しているということです。
警視庁は男性の死亡のいきさつを調べるとともに、女性の回復を待って詳しい事情を聴くことにしています。