東京都知事選挙 広島 安芸高田元市長の石丸伸二氏が公約発表

来月投票が行われる都知事選挙への立候補を表明している広島県安芸高田市の元市長石丸伸二氏が会見を開き、「政治再建」などを柱とする公約を発表しました。

石丸氏は17日都内で記者会見を開き、「東京を動かそう」をスローガンに掲げて「政治再建」、「都市開発」、「産業創出」の3つを柱とする公約を発表しました。
このうち、「政治再建」については、政治に対する興味・関心をもってもらい、AI=人工知能を活用して効率的に民意を集約し、利権政治からの脱却を図るとしています。
また「都市開発」については、災害リスクへの対応を急ぐとともに、「産業創出」についてはインバウンドなどの外需に目を向けてサービスを拡充していくとしています。
会見で石丸氏は「これまでの都知事の多くは文化人で、経済の要素が欠けていた。銀行のアナリストとして蓄えた理論と、これまでの実践をもって首都東京のかじ取りを担い、経済都市としての東京を目指していきたい」と述べました。

東京都知事選挙には、現職の小池知事、蓮舫・参議院議員、タレントの清水国明氏、航空自衛隊の元航空幕僚長の田母神俊雄氏など、これまでにあわせておよそ50人が立候補の意向を示しています。