神奈川 愛川町 養鶏場で鶏舎3棟焼け約4万5000羽死ぬ

6日午後、神奈川県愛川町の養鶏場で鶏舎3棟が焼ける火事があり、およそ4万5000羽が死にました。
けが人はいませんでした。

6日午後2時ごろ、愛川町三増にある養鶏場「愛川農場」から煙が出ていると消防に通報がありました。
現場は複数の養鶏業者が集まる大規模な養鶏場で、消防車10台が出て消火にあたり、火はおよそ1時間後にほぼ消し止められました。
警察によりますとこの火事で鶏舎3棟がやけ、およそ4万5000羽が死んだということです。
けが人はいませんでした。
火が出た当時、鶏舎の近くで鉄板を溶接する作業が行われていて、従業員は「溶接の火花が燃え移った」と説明しているということです。
現場はJR相模線の番田駅から西に5.5キロほど離れた農地が広がる地域で、消防と警察が詳しい状況を調べています。

養鶏場の近くにある卵の直売店で働く女性は「ものすごい煙が出ていたうえ、ゴムが焼けたようなにおいもしていてびっくりしました。鳥がかわいそうだし、卵の生産がどうなるのか心配しています」と話していました。