東京都 独自のマッチングアプリ 夏ごろまでに本格実施目指す

結婚を希望する人の出会いを支援しようと、東京都は、独自のマッチングアプリの開発を進めていて、ことし夏ごろまでに本格的に実施したいとしています。

東京都が開発を進めている独自のマッチングアプリは、すでに去年12月から、都の交流イベントに参加した人を対象に先行利用が始まっています。
アプリの会員登録には、名前や生年月日、最終学歴や年収などの入力が必要です。
さらに、写真付きの本人確認書類や自治体が発行する独身証明書に加え、源泉徴収票など年収を確認できる書類の提出も条件になっています。
また、真剣に婚活することを示す誓約書に署名することも必要です。
そして相手に求める条件などをもとに、AIが、相性がいいと判定した相手を選び紹介して出会いにつなげる流れです。
都は、先行利用の状況を踏まえ、ことし夏ごろまでに本格的に実施したいとしていて、担当者は「利用者のトラブルを防ぐため登録を厳格化している。結婚に関心がある人に対し、官民で出会いのきっかけづくりを後押ししていきたい」としています。