軽便鉄道が走る公園 来月オープンを前に内覧会 埼玉 鶴ヶ島

埼玉県鶴ヶ島市に軽便鉄道が走る公園が来月オープンするのを前に27日、内覧会が行われました。

鶴ヶ島市と鉄道模型メーカーの「関水金属」は、来月オープンする新しい工場の周辺をイギリス風の庭園として整備するとともに、1周600メートル余りの線路を敷いて、軽便鉄道と呼ばれる小型の機関車などを運転する計画です。
27日はメディア向けの内覧会が行われ、車庫に保管されているSLや客車などが紹介されました。
SLは、かつて台湾でサトウキビの運搬に使われたり、西武山口線で使われたりしたものだということです。
ことし中にあわせて15両を展示する計画で、一部はイベントなどで実際に走らせるということです。
鶴ヶ島市都市計画課の高倉聖史主査は「オープンに向けて、皆さんに安心して利用していただくため、しっかりと準備をしていきたい」と話していました。
鶴ヶ島市の「ガーデンパーク」は来月9日にオープンする予定です。