学生団体と企業が環境問題や熱中症予防で協定 神奈川 鎌倉

神奈川県鎌倉市で地域活動を行う学生団体と、水の宅配事業を行う企業が協定を結び、環境問題や熱中症の予防に協力して取り組むことになりました。

協定を結んだのは、鎌倉市を拠点にする高校生や大学生の団体「ニューコロンブス」と、東京に本社がある水の宅配事業を行う企業「ウォーターネット」です。
25日は鎌倉市の由比ヶ浜海岸で締結式が開かれ、それぞれの代表者が協定書に署名しました。
協定書では、両者が協力して環境問題や熱中症の予防などに取り組むとしていて、今後のビーチクリーン活動では海岸にウォーターサーバーが設置され、マイボトルなどを持参してごみを拾うということです。
また、プラスチックごみを原料にネックレスやキーホルダーを作ったり、熱中症の予防を呼びかけるかるたで遊んだりする子ども向けの教室を開く予定です。
「ニューコロンブス」の菅野匠吾代表は「企業と連携することで、ごみの出ないビーチクリーンができると思います。学生の視点を生かして、チャレンジしていきたいです」と話していました。
「ウォーターネット」の佐藤英夫社長は「若い人の力を借りながらSDGsの取り組みをより強化したいです。学生の新しい発想に期待しています」と話していました。