東京 品川区 24時間使えるようコンビニにAED設置で協定

突然、心臓が止まった人の救助に使うAEDを24時間いつでも使えるようにするため、東京・品川区は大手コンビニチェーンの一つと区内の店舗にAEDを設置する協定を結びました。

品川区は、区内の公共施設などに291台のAEDを設置していますが、施設が閉まる夜間や休日に使えないことが課題となっています。
このため、24時間いつでもAEDを使えるようにするため、区内に本社がある大手コンビニチェーン「ローソン」とAEDを設置するなどの包括連携協定を結び、区内の14店舗で設置を進めることにしました。
設置店舗にはステッカーが掲示されるということで、22日品川区役所で開かれた協定の締結式で、森澤恭子区長は「コンビニはいつでも開いていて、身近なところにあるので、区民の安全安心につながっていくと考えている」と話していました。
また、ローソンの原大祐執行役員は「品川区の皆さまやコンビニを利用する皆さまが笑顔になれることを提供していきたい」と話していました。
区では、大手コンビニチェーン「セブン‐イレブン」とも、店舗へのAED設置の協定を結ぶことにしていて、ことし7月までに区内にあるコンビニの3分の1以上にあたる91店舗に導入する計画です。