栃木県栃木市の川を1000匹超の”こいのぼり“が彩る

栃木県栃木市の川を1000匹を超えるこいのぼりが彩り、訪れた人たちを楽しませています。

「うずまの鯉のぼり」は、江戸時代からのたたずまいが残る栃木市の巴波川沿いの景観を彩ろうと、遊覧船を運航するNPO法人が毎年この時期に行っている春の風物詩です。
NPOのメンバーや市の職員が、およそ600メートルにわたってこいのぼりが付いた150本のロープを川に渡し、語呂合わせで「いいコイ」にちなんだ1151匹のこいのぼりが飾られています。
訪れた人たちは、色とりどりのこいのぼりを、遊覧船に乗って見上げて楽しんだり、川岸から蔵のまちを背景にした写真を撮ったりしていました。
横浜市の20代の女性は、「圧巻の景観です。いいタイミングで訪れることができました」と話していました。
NPO法人「蔵の街遊覧船」の船頭の中村明雄さんは、「巴波川と古い街並みから栃木市の歴史に思いをはせていただければ」と話していました。
「うずまの鯉のぼり」は今月中旬まで楽しむことができます。