大原幽学ゆかりの田んぼで田植え体験会 千葉 旭

江戸時代に農民の指導者として活躍した大原幽学にゆかりのある千葉県旭市の田んぼで田植えの体験会が行われました。

体験会は江戸時代後期に農業の技術改革や農村の生活の改善に尽くした大原幽学にゆかりのある千葉県旭市の田んぼで行われました。
都内や千葉県内などから参加した45組の親子180人は、県の職員からイネとイネの間隔や植える深さなどの説明を受けたあと、田んぼに入りました。
田植えは初めてだという人も多く、足を取られて転ばないようにゆっくりと田んぼに入り、15センチほどに育ったイネを丁寧に植えていきました。
千葉市から参加した小学1年生の女の子は「初めてで楽しかったですが、植えるところがちょっと難しかったです」と話していました。
主催した旭市都市農漁村交流協議会の花香寛源会長は「米作りを通じて大原幽学のことを知ってもらい、昔の田植えについても残していきたい」と話していました。