新潟 上越 逃げ出したエミュー1羽 飼い主が市内で捕獲

28日、新潟県上越市の山あいの地区でペットとして飼育されていたエミュー1羽が逃走しましたが、30日午前飼い主によって捕獲されました。
市は、ペットを飼育する人に改めて設備の確認をするよう呼びかけています。

上越市によりますと28日、上越市頸城区で「山の中でエミューを見た」という通報が相次いで寄せられ、市が調べたところ、隣接する地区でペットとして飼育されていた体長2メートル前後のエミュー1羽が逃げ出したことがわかりました。
市は28日から飼い主と一緒に探していましたが、30日午前9時半ごろ、頸城区玄僧の農道で飼い主が見つけ、網などで捕獲したということです。
ただ、捕獲された際、エミューは衰弱していて、その後死んだということです。
29日午前に、エミューを目撃した男性は「畑の周辺を歩き回ったり木の下で休んだりしたあと、北の方に歩いて去っていきました」と話していました。
この飼い主は複数羽のエミューを飼育していたということで、上越市は「ペットを飼育する人は逃げ出すことのないよういま一度、飼育設備などの確認を行ってほしい」と呼びかけています。