衆議院東京15区の補欠選挙 投票進む

東京・江東区長選挙をめぐる選挙違反事件を受けて前の議員が辞職したことにともなう衆議院東京15区の補欠選挙は、28日、投票が行われています。
投票率は、午前11時現在で6.31%と、3年前の衆議院選挙と比べて、3.59ポイント低くなっています。

衆議院東京15区の補欠選挙に立候補しているのは、届け出順に、
諸派の新人で、弁護士の福永活也氏(43)
無所属の新人で、国民民主党と地域政党の都民ファーストの会が推薦する作家の乙武洋匡氏(48)
参政党の新人で、看護師の吉川里奈氏(36)
無所属の元議員で、元国土交通副大臣の秋元司氏(52)
日本維新の会の新人で教育無償化を実現する会が推薦する、元会社員の金澤結衣氏(33)
諸派の新人で、IT関連会社経営の根本良輔氏(29)
立憲民主党の新人で元江東区議会議員の酒井菜摘氏(37)
諸派の新人で、大学客員教授の飯山陽氏(48)
無所属の新人で、前の参議院議員の須藤元気氏(46)
の9人です。
自民党と公明党は、候補者の擁立を見送りました。
江東区選挙管理委員会によりますと、午前11時現在の投票率は6.31%で、前回・3年前の衆議院選挙と比べて、3.59ポイント低くなっています。
また、27日までの期日前投票では、有権者全体のおよそ13%にあたる5万6169人が投票し、前回より2万5000人あまり減りました。
東京15区では地元選出の衆議院議員が2人連続で逮捕されたほか、前の江東区長も公職選挙法違反の買収などの罪に問われ、国会議員や区長が相次いで立件される異例の事態となる中、選挙戦では、政治への信頼回復や経済政策などを中心に論戦が交わされてきました。
投票は午後8時まで行われ、即日開票されます。