JR鎌倉駅で連休向けに英語ガイド 鎌倉市が取り組み

神奈川県鎌倉市は、大型連休など観光客が増加する時期に、JR鎌倉駅で英語の案内ができるボランティアのガイドを配置する取り組みを今月から始めました。

この取り組みは、JR鎌倉駅前の混雑を解消し、観光客や市民の利便性を向上しようと、鎌倉市と鎌倉市観光協会、それにボランティアガイドの団体が協力して行っています。
6月30日までの間の土日と祝日、大型連休中は平日も含めて午前10時から午後4時まで、英語での案内ができるボランティアガイドを鎌倉駅の西口と東口にそれぞれ2人ずつ配置します。
ガイドは外国人観光客が駅の改札を出て足を止めていた場合、英語で話しかけて、目的地に行くバスの乗り場や荷物を預けられる場所などを案内するということです。
ベルギーから来た観光客の男性は「多くの寺があり日帰り旅行にもよいので、鎌倉を訪れました。ガイドがとても親切で非常に助かりました」と話していました。
鎌倉市などはこの取り組みを7月以降も継続して行えるよう検討していくということです。
鎌倉市観光課の森啓匡課長は「駅前の混雑を解消して、観光客へのホスピタリティを向上し、交通の利便性を確保したい」と話していました。