「Vポイント」 一部アプリのトラブル復旧

22日、「Tポイント」とサービスが統合した「Vポイント」の一部のアプリが23日朝から利用しにくくなるトラブルが続いていましたが、運営会社によりますと、23日午後1時までに改善に向けた作業を終え、復旧したということです。

Vポイントについては、23日朝から、一部のアプリが利用しにくくなり、買い物の際にポイントをためたり使ったりするために店頭で提示するバーコードが表示できないトラブルが起きました。
運営会社ではアクセスが集中していることが原因だとして、改善に向けた作業を進めた結果、23日午後1時までに作業を終え復旧したということです。
運営会社は「ご不便、ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」とコメントしています。
新しい「Vポイント」は、「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」と、三井住友フィナンシャルグループが展開する「Vポイント」が統合する形で、22日サービスを開始しました。
しかし、サービス開始初日の22日もポイント残高の確認ができないなど一部のサービスが利用できなくなるトラブルが起き、会社は23日未明に復旧したと明らかにしていました。

「Vポイント」の一部のアプリが利用しにくくなったトラブルの影響で、Vポイントと提携しているスーパーでは買い物客がアプリを開けずレジの一部で混乱も起きたということです。
首都圏であわせて60店舗を展開する東武ストアは、これまで毎週火曜日に生鮮食品や生活用品などを購入すると「Tポイント」がふだんの3倍付くサービスを行っていました。
「Vポイント」とも連携し、23日はサービス開始直後の「ポイント3倍デー」とあって、午前中から多くの買い物客が訪れていたということです。
しかし、一連のトラブルの影響で、レジで支払いをする際に客がアプリを開けず、購入分のポイントが付けられなくなる事態が各店舗で相次ぎ、一時混乱が生じたということです。
その場で付与できなかったポイントは、購入時のレシートがあればVポイント側の専用サイトから申請できることになっていて、店側はサイトを案内するなどの対応をとったということです。