東京・目黒区長選挙 青木氏が6選 各党推薦の新人ら抑える

任期満了に伴う東京・目黒区の区長選挙は、21日に投票が行われ、現職の青木英二氏が各党が推薦した新人ら4人を抑えて、6回目の当選を果たしました。

目黒区長選挙の開票結果です。
青木英二、無所属・現、当選、2万5439票
伊藤悠、無所属・新、2万369票
西崎翔、無所属・新、1万9132票
河野陽子、無所属・新、1万2149票
瀧下隆行、無所属・新、3953票
無所属で現職の青木氏が、国民民主党と地域政党の都民ファーストの会が推薦した伊藤氏や、立憲民主党が推薦した西崎氏、自民党が推薦した河野氏ら新人4人をおさえて6回目の当選を果たしました。
青木氏は69歳。
目黒区議会議員や東京都議会議員を務めたあと、平成16年の区長選挙で初当選しました。
選挙戦では5期20年にわたる区政運営の実績のほか、防災対策の強化や子育て支援などに力を入れると訴えました。
また、現在は区議会議員選挙と分かれている区長選挙を統一地方選挙で同時に行えるよう、当選すれば3年で辞職すると訴えてきました。
青木氏は、「新型コロナのワクチンも23区内では早く接種できた。私の4年間というか任期20年が一定評価を受けたのではないか。マンネリ化の批判がないよう、3年間しかないのでスピーディーに区政に取り組んでいきたい」と話しました。
投票率は36.21%で、前回・2020年の選挙を2.88ポイント上回りました。