衆議院東京15区補欠選挙 期日前投票始まる

16日告示された衆議院東京15区の補欠選挙の期日前投票が、17日から始まりました。

衆議院東京15区の補欠選挙にはこの選挙区では過去最多となる9人が立候補し、期日前投票は江東区役所と豊洲シビックセンターで17日から、そのほか7か所の会場で今月21日から始まります。
このうち江東区役所ではけさから有権者が訪れ、1票を投じていました。
今回の補欠選挙は、法務副大臣だった自民党の柿沢未途元議員が、去年4月の江東区長選挙をめぐる選挙違反事件を受け、議員を辞職したことにともなって行われます。
江東区では地元選出の衆議院議員が2人連続で逮捕されたほか、前の区長も公職選挙法違反の買収などの罪に問われ、国会議員や区長が相次いで立件される異例の事態となるなか、政治への信頼回復などを焦点に論戦が繰り広げられる見通しです。
前回・3年前の東京15区の投票率は58.73%で、投票した人の3分の1が期日前投票をしました。
区の選挙管理委員会は「社会的に注目されている選挙なので、貴重な1票を投票してほしい」とコメントしています。
補欠選挙の期日前投票は今月27日まで行われます。