国連開発計画の恐竜キャラクターが温暖化防止訴える 渋谷

国連開発計画=UNDPの恐竜のキャラクター「フランキー」が東京・渋谷区に出現し、地球温暖化を防ぐための取り組みを強化するよう呼びかけました。

「フランキー」は、UNDPが3年前に公開した動画に登場した恐竜のキャラクターで、国連総会の議場に突然現れ、「恐竜の絶滅は隕石が原因だが、人類の言い訳は?」「気候危機に対処するために言い訳をやめて立ち上がれ」などと演説する動画が大きな話題となりました。
フランキーは地球温暖化対策を啓発するため、アメリカやエジプトなど各国を巡っていて、今回、初めて日本を訪れました。
8日、渋谷センター街に現れたフランキーは、日本語の通訳を介して「みんなが力を合わせればきっと環境保護につながる」として、市民一人ひとりが節電やフードロスの問題に取り組むよう呼びかけていました。
そして、環境保護団体の若者たちとともにセンター街を行進し、「進みつつある気候変動を止めるのは今しかない」と訴えていました。
フランキーは、今月13日まで日本に滞在し、気候変動をテーマにしたイベントに参加したり国会議員らと面会したりするということです。