小学生の防災教育向けデジタル教材「こども防災」作成 千葉県

子どもたちに災害への備えを考えてもらおうと千葉県は小学校の防災教育で活用するデジタル教材をこのほど作成しました。

千葉県が小学生を対象に作成した防災教材、「こども防災」はタブレットなどで学習できるデジタルの副読本で、子どもたちが理解しやすいよう漫画や写真などを活用しているのが特徴です。
地震や大雨の際に身を守るための備えなどを学ぶことができ、このうち千葉県の過去の災害を学ぶページでは東日本大震災や令和元年に房総半島を襲った台風での被害などが写真を使って紹介されています。
また、家族で防災を考えるワークシートもあり、ふだんからの備えや災害の危険性が高まったときの避難先などを話し合いながら書き込むことができます。
千葉県はこの教材を今年度県内の各小学校での防災教育で活用することにしています。
千葉県危機管理政策課は「将来、自助・共助の中心となる子どもたち向けに作成しました。ホームページに掲載しているので家庭や職場でも幅広く活用してほしい」と話しています。