日航機で客室乗務員が転倒し4人けが 乱気流に巻き込まれたか

1日、オーストラリアから成田空港に向かっていた日本航空の旅客機が突然、大きく揺れ、転倒した客室乗務員4人が骨折などのけがをしました。
上空で乱気流に巻き込まれた可能性があり、国の運輸安全委員会が調査することにしています。

国土交通省と日本航空によりますと、1日午後3時半ごろ、オーストラリアのメルボルン発成田行きの日本航空774便、ボーイング787型機が、成田空港の南東150キロの上空およそ5200メートルを飛行中突然、機体が大きく揺れました。
この揺れで客室乗務員5人が転倒し、このうち33歳の乗務員1人が右足のくるぶしを骨折したほか、別の乗務員3人が手首などをけがしました。
着陸前のシートベルトの着用サインが点灯し、乗務員が乗客の安全確認をしていた際に揺れたということです。
乗客146人にけがはありませんでした。
上空で乱気流に巻き込まれた可能性があり、国の運輸安全委員会が航空事故として調査することにしています。