樹齢500年以上と言われるしだれ桜が満開に 茨城 龍ケ崎

茨城県龍ケ崎市にある寺で樹齢500年以上と言われるしだれ桜が満開となり、訪れた人たちを楽しませています。

龍ケ崎市の般若院にあるしだれ桜は「エドヒガン」という直径3センチほどの小さな花を咲かせる品種で、樹齢は500年以上と言われ、茨城県の天然記念物に指定されています。
木は高さおよそ10メートル、枝は左右20メートル余りに広がっていて、ことしは去年に比べて開花が1週間ほど遅れましたが、今週に入ってほぼ満開となりいま見頃を迎えています。
境内には2日も多くの人が訪れ、木の周りをゆっくりと歩いたり記念撮影をしたりしながら、薄いピンクに色づいた美しい花を眺めていました。
県内から夫婦で訪れた70代の男性は「満開の時期に来てよかったです。500年も咲いているなんて想像がつかないです」と話していました。
般若院のしだれ桜は今週いっぱい楽しめるということです。