東京都の新入職員に辞令を交付する「入都式」

東京都に新たに採用された新入職員に辞令を交付する「入都式」が1日開かれました。
新型コロナウイルスの影響で対面で全員が参加するのは5年ぶりとなり、小池知事は都民の期待に応える仕事ができるようにと激励しました。

東京都には、今年度教員や、警察・消防の職員を除いておよそ1900人が採用され、豊島区の東京芸術劇場で開かれた式典には、およそ1700人が出席しました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「入都式」は、規模を縮小したり一部オンラインで実施されたりしていて、対面で全員が参加するのは平成31年度以来、5年ぶりとなりました。
式典では、小池知事が「いつも都民が第一の視点で都民のみなさんの期待に応える仕事ができるよう心掛けてください。きょうからよろしくお願いします」と激励しました。
この後、新入職員の代表が「東京都職員としての責任と自覚を持ち全力で取り組むことを誓います」と宣誓しました。
式典のあと港湾局に配属されるという女性は「同期の顔を対面で見ることができてうれしかったです。私は東京都の出身で、東京に愛着があり志望しました。東京の物流を支えている港湾の維持管理に貢献したいです」と話していました。
新入職員は、2日以降、研修を受けながら業務につくということです。