埼玉 久喜 JR宇都宮線の踏切で遮断機下りないまま列車通過

31日昼前、埼玉県久喜市を通るJR宇都宮線の踏切で警報機が鳴らず遮断機も下りないまま普通列車が通過してしまうトラブルがありました。
このトラブルによる事故はなく、けが人もいないということです。

JR東日本大宮支社によりますと31日午前10時58分ごろ、埼玉県久喜市太田袋の沙汰踏切で宇都宮線の下りの普通列車が踏切を通過する際、警報機が鳴らず、遮断機も下りていないのを運転士が確認しました。
緊急停止をしましたが、踏切をおよそ100メートル過ぎたところで止まったということです。
この時、進行方向に当たる久喜市北青柳の第一本村踏切で遮断機が下りていないことも確認しました。
このトラブルによる事故はなく、けが人もいないということです。
2つの遮断機が下りなかった原因はまだわかっていないということで、JR東日本は踏切を制御するケーブルなどを取り替えて原因を明らかにしたいとしています。
JR東日本大宮支社は「鉄道を利用されるお客さまおよび、踏切を利用される方々へご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」としています。