小6女児自殺 事実認定めぐり両親が東京 町田市に再調査要請

東京・町田市の小学生の女の子がいじめを受けたと訴えて自殺したことを受け、学校の対応などを調べた市の調査委員会が先月、公表した報告書について、女の子の両親はいじめの事実認定に関する調査が不十分だなどとして市に対し再調査を要請しました。

2020年11月、町田市の小学校に通っていた小学6年生の女の子が同級生からいじめを受けたとされる遺書を残して死亡したことを受け、事実関係や学校と教育委員会の対応などについて調べた、弁護士などで構成する市の調査委員会は先月、複数のいじめがあったと認定した一方、「原因は複合的で特定できない」などと結論づけた報告書を公表しました。
これについて女の子の両親が代理人の弁護士とともに28日記者会見し、市に対しいじめの事実認定に関する調査が不十分だなどとして、再調査を申し入れたことを明らかにしました。
このなかで代理人の弁護士は報告書でいじめと認定した、同級生どうしによる「死んでほしい」などのチャット上でのやり取りや女の子に対する「ドッキリ」はいじめの一部でしかないと指摘したうえで、遺族が要望している全児童を対象にしたアンケート調査も実施されていないとしています。
記者会見で女の子の父親は「いじめとの因果関係を解明しないと同じようなことが繰り返される。娘が追い詰められた原因を知りたいだけであり、市には寄り添った対応をしてもらいたい」と話していました。
再調査の要請について町田市は「今の段階ではコメントできない」としています。