SNSに偽のわいせつ画像投稿事件 会社員を略式起訴

オリンピックに出場経験がある競泳の選手に関する偽のわいせつな画像などがSNS上に投稿された事件で、検察は26日、画像を投稿したとして広島県の30代の会社員を略式起訴しました。

広島県東広島市の33歳の会社員は去年8月、競泳の瀬戸大也選手が卑わいな静止画やメッセージをやりとりしているような偽の画像をSNS上に投稿し選手の名誉を傷つけたとして、今月、警察に逮捕されました。
この会社員についてさいたま区検察庁は26日、画像を投稿したとしてわいせつ電磁的記録記録媒体陳列の罪で略式起訴しました。
検察は認否を明らかにしていませんが、警察によりますと逮捕されたあとの調べに対し「卑わいな画像などを投稿したことは間違いない」などと供述していたということです。
一方、検察は選手の名誉を毀損した罪については不起訴にしました。
検察は不起訴の理由を明らかにしていません。