市営室内プールで最後の水泳イベント 今月末廃止 千葉 館山

今月末で廃止される千葉県館山市の市営の室内プールで、最後の水泳イベントが開かれました。

昭和45年に開設され市民に親しまれた館山市の25メートル室内温水プールは、老朽化が深刻になってきたことから市が1週間後の今月31日をもって廃止することにしています。
24日は毎年開催されてきた、市の水泳協会が主催する水泳イベントが開かれ、小中学生や高齢者など200人余りが自由形やメドレーリレーを競いました。
市内の70代の男性は「若いときから水泳に取り組んでいるので、近くにいつでも通えるプールがなくなるのは寂しいです」と話していました。
主催した館山市水泳協会の顧問を務める六馬博司さんは「最後の大会となりましたが、みなさんの元気な泳ぎを見ることができてほんとうに嬉しかったです。今後、新しいプールができることがあれば、誰もが親しめるこうした催しを企画したい」と話していました。