東京 杉並区で気候変動対策について住民たちが考える会議

気候変動対策について住民たちが考える会議が20日、東京・杉並区で開かれ、参加者は環境問題についての理解を深めました。

この会議は「気候区民会議」として、杉並区が開いたもので、およそ70人が参加しました。
はじめに、気候変動に詳しい、東京大学未来ビジョン研究センターの江守正多教授が講演しました。
この中では、温暖化の対策をとらず化石燃料に依存した場合、今世紀末には世界の平均気温が4度から5度上がり、自然災害が相次ぐなどして危機的な状況に陥るというシミュレーションを紹介しました。
その上で、今は、発電方法や移動手段などの転換を考えるべき時期だと説明しました。
このあと参加者はグループで意見を交わし、「温暖化対策の必要性を実感する」とか「次の世代に責任をもたないといけない」など、環境問題についての意識を共有していました。
会議はことし8月まで毎月開かれ、区は今後、参加者から出された意見や提案を気候変動対策の施策に盛り込んでいきたいとしています。
参加した60歳の会社員の男性は「ふだんエコバッグは持ち歩いていますが、もっと何かできないかこの機会に考えていきたい」と話していました。