「はしか」 都内で20代男性の感染確認 東南アジアから帰国

都は、都内で20代の男性がはしかに感染していると発表しました。
今月に入って都が感染確認を発表するのは3人目です。

都によりますと、はしかの感染が確認されたのは、都内に住む20代の男性です。
男性は、先月下旬東南アジアから帰国し、今月10日ごろから、発熱やせき、それに目の充血などの症状が出たことから、医療機関を受診したところ、18日はしかと診断されました。
現在は自宅で療養中だということです。
男性は、今月10日の夜に新宿区内の飲食店を、12日の昼に千代田区内の飲食店を、それぞれ訪れていました。
はしかは空気感染で広がり、感染力が極めて強いため、都は、男性が利用した飲食店などの情報をホームページで公開しています。
都が感染者の確認を発表したのは今月に入って3人目で、都は、症状が疑われる場合は事前に医療機関に連絡したうえで受診し、移動の際は、公共交通機関の利用を控えるよう呼びかけています。