交通事故で小学生の娘亡くした母親が高校で講演 千葉

交通事故で小学生の娘を亡くした母親が千葉市内の高校で講演し、事故の悲惨さや命の大切さを訴えました。

千葉県立土気高校で講演したのは5年前、木更津市で当時、小学3年生の安藤音織さん(8)を通学途中に交通事故で亡くした母親の正恵さん(49)で、在校生500人余りを前に当時を振り返りました。
このなかで正恵さんは「送り出す時間が少しずれていたら、娘は事故に遭わなかったかもしれない。悪い夢であってほしいと思いましたが、紛れもない現実でした。あまりにもあっけない、突然すぎる別れでした」と話しました。
事故の原因はドライバーの信号無視だったことに触れ、「一瞬の過ちがたくさんの人を悲しませる結果になります。近い将来、運転免許を取得する人もいると思いますが、運転する人は自分の命だけでなくほかの人たちの命も預かっていることを忘れないでください」と訴えていました。
そして講演のあと、生徒たちは音織さんに黙とうを捧げました。
2年生の男子生徒は「交通事故によって急に命が失われる残酷さを感じました。車を運転する時に加害者にならないよう気をつけたいと思います」と話していました。