“被災地復旧に役立てて“ 寄付金で軽トラック購入 埼玉

能登半島地震の復旧に役立ててもらおうと、埼玉県小鹿野町のボランティア団体が寄付金を集めて軽トラックを購入し、15日石川県に向けて出発しました。

小鹿野町を拠点とするボランティア団体は、能登半島地震の被災地でがれきの撤去や物資の運搬などに役立ててもらおうと、集めた寄付金で中古の軽トラック3台を購入しました。
このうち1台が団体のメンバーが営む自動車整備工場で整備を終え、15日タオルなどの支援物資を積んで、石川県に出発しました。
軽トラックは現地のボランティア団体や社会福祉協議会を通じて珠洲市や穴水町で住民に使ってもらうということです。
この団体では、東日本大震災の被災地に支援物資を届けるなどの活動を続けてきて、復旧や復興に軽トラックが役立つとして、今回の支援に取り組んだということです。
ボランティア団体の代表の高田哲郎さんは「小さな集落や避難所など支援の手が届きにくいところを支えていきたい」と話していました。