日本マクドナルド システム障害 一部店舗で営業取りやめ

大手ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドで15日午後、システム障害が発生した影響で、一部の店舗でレジの端末を使わず口頭で注文を受け付けたり、営業を取りやめたりしています。
日本以外の海外のマクドナルドの店舗でもシステム障害が発生しているということで、会社は、システム障害の原因などについて確認を急いでいます。

日本マクドナルドによりますと15日午後、システム障害が発生した影響で、各地の店舗でレジの端末が使えなくなっているということです。
このため、一部の店舗では、レジの端末を使わずに口頭で注文を受け付けているほか、営業を取りやめる店舗も出ています。
このうち、東京・渋谷区にある店舗では、店の入り口に、「臨時休業」を知らせる紙が貼り出され、店に入ろうとして、貼り紙を見て立ち去る人の姿が見られました。
店の従業員によりますと、この店では、障害が発生してから、口頭で注文を受け付けていましたが、対応しきれなくなって、営業を取りやめることにしたということです。
店を利用しようとした20代の女性は「ふだんは気軽に入ることができる店なので利用できず残念です」と話していました。
会社によりますと、日本以外の一部の国と地域のマクドナルドの店舗でもシステム障害が発生しているということですが、同じ原因によるものかはわからないということです。
会社では、システム障害の原因や影響の範囲について確認を急いでいて、「お客さまにご迷惑をおかけし、大変申し訳ありません。営業を取りやめている店舗については、再開の見通しが立ちしだい、お知らせします」とコメントしています。