北陸新幹線 延伸開業にあわせ 福井物産展始まる さいたま

北陸新幹線が今月16日に福井県の敦賀まで延伸するのにあわせて、新幹線が停車する大宮駅近くで福井の特産品をPRするフェアが始まり、にぎわいをみせています。

北陸新幹線は今月16日に金沢と福井県の敦賀間が開業し、東京と福井の間がおよそ2時間50分で結ばれます。
これを機会に福井県をPRしようと、新幹線が停車するさいたま市の大宮駅近くで12日から福井の特産品を取りそろえた期間限定のフェアが開かれています。
このフェアでは、地酒や福井の冬の味覚の水ようかん、それにかになど海の幸の加工品が販売されていて、訪れた人たちは商品の特徴をスタッフに聞きながら手に取っていました。
都内から訪れた30代の女性は「SNSでフェアを知って来ました。甘いものからしょっぱいものまでたくさん買いました。開業したら子どもと恐竜博物館に行きたいです」と話していました。
福井県東京事務所の湯川直副所長は「大宮駅から福井駅まで乗り換えなしと、心理的にも距離が近くなるので人の流れが活発になることを期待しています。このフェアを通じて県産品や観光情報などをお届けしたい」と話していました。
このフェアは、さいたま市大宮区の「まるまるひがしにほん」で今月24日まで開かれています。