東日本大震災13年 関東甲信越で避難生活1万4000人余

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から11日で13年です。
関東甲信越では先月時点で避難生活を余儀なくされている人は1万4000人余りとなっています。

警察庁によりますと、関東地方では巨大地震と津波などによって61人が死亡し、3人が行方不明となっています。
死者は、茨城県で24人、千葉県で21人、東京都で7人、神奈川県と栃木県でそれぞれ4人、群馬県で1人となっているほか、行方不明者は千葉県で2人茨城県で1人です。
また、避難生活の中で体調が悪化し死亡するなど、いわゆる「震災関連死」として関東甲信越で認定された人は、復興庁によりますと茨城県で42人、千葉県で4人、神奈川県と長野県でそれぞれ3人、埼玉県と東京都でそれぞれ1人の合わせて54人となっています。
関東甲信越で避難生活を送っている人は、復興庁の先月1日時点でのまとめでは311の自治体で合わせて1万4300人となっています。
去年の同じ時期と比べ800人余り減りましたが、依然として多くの人が避難を余儀なくされています。
都県別に見ると、東京都が2646人、茨城県が2336人、埼玉県が2334人、新潟県が1834人、千葉県が1395人、神奈川県が1217人、栃木県が1159人、長野県が486人、群馬県が481人、山梨県が412人です。