石川県のアンテナショップ 東京・八重洲にオープン

石川県のアンテナショップ 東京・八重洲にオープン

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県のアンテナショップが東京・八重洲にオープンし、馳知事は記念の式典で「皆さんに県の物産を消費してもらうことで被災地を応援してほしい」と述べました。

石川県のアンテナショップは、北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業にあわせ、これまでの銀座から、東京駅に近い八重洲に移転してオープンしました。
記念の式典で石川県の馳知事は能登半島地震に触れ、「被災地ではいまも1万人を超える人たちが避難所での生活を続けている。東京の人たち、全国の皆さんに県の物産を消費してもらうことで被災地を応援してほしい」と述べました。
また、式典に出席した岸田総理大臣は「このアンテナショップが首都圏と能登、石川県をつなぎ、北陸の復興を応援する拠点となることを期待している」と述べました。
石川県のアンテナショップでは、食品や工芸品などおよそ1000点を取り扱っていて、「輪島塗」や「珠洲焼」などを集めた「復興支援ブース」も設けられています。
県によりますと、能登地方の商品は地震の影響で全体の1割ほどにとどまっていますが、今後は復興にあわせて数を増やしていく予定だということです。